アニメの2期でも登場した『下弦月使』と呼ばれる花城の部下は何者でしょうか?
謝怜は下弦月使の手首に呪枷があったことから、天界から追放された神官では?との見方を示していました。
本当のところはどうなのでしょうか?
※この記事ではまだ翻訳されていない小説のネタバレがあります。小説を楽しみにされている方はご注意ください。
※魔翻訳読了のため、後に発売されると思われる日本語版小説と解釈が違う場合がありますのでご了承ください。
下弦月使の正体は元神官?
謝怜の読み通り、下弦月使の正体は天界から追放された神官です。名前を『引玉(インユー)』といいます。
風師との鬼市での任務で、ここ数百年で追放された神官はいませんか?と謝怜が風師に尋ねました。
そのときに風師が言っていた『西方の武神』が、下弦月使の正体です。
謝怜は『西方の武神』と聞いて「権一真(チュエン・イージェン)か?」と考えますが、権一真ではありません。
権一真はアニメ2期までには登場していませんが、日本語小説3巻では登場しており、中秋節の宴で謝怜の隣に座っていた若い武神が権一真です。
実は下弦月使と権一真には深い関りがあり、天界を追放された原因には権一真も関係があります。
下弦月使と権一真の関係
引玉(下弦月使)と権一真は飛昇前、同じ道場で修練する師兄と師弟の関係でした。
子供のころ、こっそり修練の様子を見に来ていた権一真を道場に誘ったのが引玉で、周りから邪険に扱われていた権一真は、引玉を慕います。
引玉は飛昇後、権一真を点将しますが権一真は気に入らないとすぐに手を出すため、引玉にも迷惑がかかっていました。
権一真がすぐに手を出すことを知っていてわざと怒らせる神官がいるのも事実です。
権一真は「飛昇するのは大したことではないし、飛昇しなくても問題はない」と考えており、引玉に一緒に元の場所へ戻ろうと誘います。
飛昇は引玉の夢であり、天界の神官の地位は簡単に手にできるものではないため、「大したことではないのなら試してみてはどうか」と怒ります。
そして権一真は下界へ降りますが、なんと半年も経たないうちに飛昇してしまったのです。
下弦月使が天界を追放された理由
権一真の飛昇後、同じ西方の武神ということもあり、引玉は権一真に間違われて恥ずかしい想いをしたり、師弟である権一真の方が格上になったりしたことで、複雑な感情を抱き始めます。
しかし権一真は引玉を慕い続けており、自分の誕生日には師兄である引玉にプレゼントをねだります。
が、これが事件の発端となります。
引玉の部下がいたずらで『送り主の言うことをなんでも聞く鎧』をプレゼントとして用意したのです。
その鎧は贈り主が「死ね」と命令すれば本当に死ぬほど邪悪な物でした。
引玉は鎧を取り返そうと探し、神武殿での会議に参加中だった権一真を待っていました。
そこに出てきた権一真の言葉で引玉は長年つもりに積もった不満や怒りがついに爆発してしまいます。
神武殿での行事は、上位の武神しか参加できない武神出巡の会議だったのですが、あろうことか権一真は帝君に「引玉も一緒に参加させてほしい」と提言したのです。
そのことを聞いた引玉は怒りで自分をコントロールできなくなり、権一真を罵ってしまいました。
そして権一真は『言うことを聞く鎧』を着ていたため、引玉の言葉を聞き実行し、帝君や集まっていた武神の前に出ていきます。
引玉も我に返りますが、異変を察知した神官たちによって権一真は取り押さえられ、引玉は言葉を発するたびにことごとく状況が悪くなっていき、最悪な状況になってしまいました。権一真は暴れだし、止めようとした神官と暴動になり、引玉宮は崩壊してしまいます。
自分も取り押さえられた引玉は崩壊した引玉宮を見て正気を失い、とうとう権一真に「死ね」と命令してしまいました。
権一真は実行に移しますが帝君が止めに入ったため、けがを負ったものの命を落とすことはありませんでした。
しかし結果として引玉が権一真をコントロールし、十数人の神官を殺させた挙句死ぬように命じたことに変わりはありません。
そして引玉は天界から追放されるようになりました。
下弦月使と花城
引玉が下弦月使になった理由とは?
天界から追放されたときに、深い恨みを持って亡くなった引玉の部下(権一真に鎧を用意した部下)の魂の供養に花城が協力したことがきっかけのようです。
詳しくは書かれていませんでしたが、引玉が「城主には恩があり、助けてもらった」と言っているので、花城を慕う気持ちから部下になったと考えられます。
まとめ
下弦月使の正体は天界から追放された神官です。名前を『引玉(インユー)』といいます。
引玉(下弦月使)と権一真は飛昇前、同じ道場で修練する師兄と師弟の関係でした。
しかし、飛昇後に権一真が名をあげ、立場が逆転してしまうと引玉は複雑な感情を抱きます。
そして天界である事件が起こり、意図的ではないにせよ引玉が権一真をコントロールし、十数人の神官を殺させた挙句権一真に死ぬように命じたことで、天界から追放されました。
以上を知ったうえでもう一度日本語小説3巻の中秋節の宴を読んでみると、理解が深まるのではないでしょうか。
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